鉄部のケレン・錆び止め
2016.01.07
住宅の外部の鉄の部分
ほとんどの一般住宅が外部で鉄が使われています。屋根の板金や庇(ひさし)・土台水切り・雨戸、あげればもっとあります。
塗り替え工事の際、外部の鉄部の錆び止め塗装が後の耐久年数に大きく影響してきます。
もちろん誰もが知っている通り鉄は錆びます。錆び止め塗装とは文字通り錆びの発生を抑える塗装の事です。
さらに錆び止め塗装は決して上塗り塗料(仕上げ材)ではないので錆び止め塗装をしたからといってそれで終わりではありません。
基本的には鉄を仕上げるまでの工程は、1・ケレン(サンドペーパーなどで錆びや旧塗膜を除去)→2・錆び止め塗装→3・中塗り→4・上塗り
と4工程ありとても重要で大事な作業になります。
この重要な1〜3までの工程を抜いていきなり4の上塗りをする塗装業者がいるのでご注意ください!
住宅の鉄の部分と言っても大〜小まであり梶野塗装の小は釘一本からになります。上記の写真の破風板(茶色の木の部分)この破風板は釘で留められています。
釘はステンレス製もありますが住宅で使われている釘はほとんどが鉄になります。鉄であるからには例え釘一本でも錆び止め塗装をするのが梶野塗装。
たかが釘一本・されど釘一本
なぜ釘一本にまで錆び止め塗装する必要があるか。
それは数年後の事を考えれば当たり前の事で、やらなくてはいけない事なのです!
錆びた上から塗装してもその時は綺麗に見えますが、数年経つと塗装した下から錆び汁が表に出できます。
せっかく塗り替えしたのに数年でそれでは高い買い物をした意味がなくなってしまう…。
釘一本恐るべし!