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塗り替えの数年後を考える

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外壁塗装と屋根塗装は基本的には3回塗りですが場合により4回塗る事もあります。

現在着工中の相模原市緑区の現場は下塗り(上塗りとの密着性を高める塗料)を終えた時点で吸い込みが激しく、このままでは下塗り材の効果が十分に発揮出来ないと判断した為、下塗りを2回塗る事にしました。

 

IMG_0125 外壁の上の部分、色が濃くなっている所が下塗り2回目になります。下の薄い部分が1回目。これだけ吸い込みが激しいのも稀ですがバッチリ下塗りが塗られていないと意味ないですからね〜。

 

こちらの判断で塗り回数を増やしている訳ですから追加料金はもちろん発生しません!

 

 

上塗り材に使用する塗料はシーラレスと言って下塗りを塗る必要がない材料ですが、下塗りの工程を省くのはかなり抵抗があり、本当に密着するのかが私達的には疑わしい所であります。

残念な事に、このシーラレスを良いことに2回塗りどころか1回塗りで仕上げてしまう塗装業者も少なくないようです。非常に残念な事ですよね(T . T)

 

 

危ない所はコーキング処理

 

住宅にはサイディング下地はもちろんの事、どんな外壁でも色々な箇所でコーキング(硬化するとゴム状になる防水材のような物)が使用されています。簡単に言えば雨などによる水の侵入を防ぐ効果があります。

IMG_0130 ←サイディング材の繋ぎ目にコーキング。

 

 

塗り替えして外壁の耐久性を上げるのも大切ですが、コーキングの打ち替えもとても重要です。外壁材の耐久性を上げても雨水が侵入しては元も子もない訳で、塗装以外の仕事でも家を長持ちさせるという意味では必須な作業項目になってきます!

 

 

サイディングの繋ぎ目だけに限らず雨水が侵入しそうな箇所は塗り替え工事の際にしっかり処理していく必要性があります。

 

IMG_0126 ←増築した部分の繋ぎ目。

 

 

既存のコーキングは生きていましたが、今生きていても1年後劣化して効果がなくなる可能性がある事を想定して新規で打ち替えしました。

 

 

家を長持ちさせる事を常に考えながら現場に挑んでいく!この精神で毎日ペンキを塗っています。