屋根塗装
2016.01.09
屋根の塗り替えでとても重要な工程があります。3回塗りは当然の事ですが、ある工程をしない事により雨漏りの原因に繋がったりします。
せっかく塗り替えたのにです。
その工程とは縁切りです。
屋根材は1枚1枚の重なりで出来ています。重なっている訳ですから数ミリの隅間が空いていて結露や雨の影響で屋根材の下に入り込んだ水分を、その隙間から逃がしています。
塗り替えをする事によって元々ある隙間が塗料で埋まってしまう事が原因で水の逃げ道がなくなり、屋根裏内部まで水が入り込んでしまう事で雨漏りしたりします。確率的には低いですが…
縁切りとは文字通り塗膜と塗膜の縁を切る
一昔の縁切り作業はヘラなどで1枚1枚塗膜の縁を切っていく作業で、手間もかかり仕上がっている屋根を傷つけてしまう可能性もあります。さらに、そこまで手間をかけた割に屋根の表面温度が上がってくるとまた塗膜と塗膜がくっついてしまう可能性があり、その効力を十分に発揮できない場合があります。
現在ではそれらの事に配慮した縁切り部材があります。
その名もタスペーサー!
こいつを1平米(1m四方)あたり10個挿入していきます。普通の住宅なら700個〜1000個使いますかね。この縁切り部材を使用する事により上記で述べたような心配がなくなり、作業もスムーズでとても良い部材です!
屋根塗装と言っても塗るだけではないんですよ〜!
3回塗りで仕上がっていますがサービスでもう一回上塗りします!
サービスってなんかこっちがウキウキしちゃいますね😄