外壁塗装・屋根塗装と言っても…
外壁塗装や屋根塗装と言っても住宅の塗装できる部分を全て塗装したとしたら結構いっぱいあります。
基本的なのが樋や破風・雨戸・軒天、あげればキリがないですが意外な所も塗装したりします。
今回の相模原市緑区の現場は基礎の塗装をしました。
基礎とは建物の一番下のコンクリートの部分です。
こんな感じ↓
意外に基礎の塗装って地味な感じに見えるかもしれないですが、塗ると結構綺麗で家の雰囲気も変わりますよ〜!
ただし!使用する塗料に要注意です!
住宅の基礎や外塀(敷地の境などに建っている塀)のコンクリートブロックは湿気を通してあげる必要があります!
今回の相模原市緑区の塗り替えでは、基礎は外壁と同色ですが、これを外壁材と同じ塗料を使用したとしたら…。
剥がれます!
なぜか…
それは建物の基礎や外塀は、ほとんどが土間に接している事が多く土は水分や湿気(雨水により)を多く含むため、それに隣接している基礎や外塀は日頃から水分を含んでは外に吐き出しています。その相手を塗装する事で塗膜で覆ってしまったらどうでしょう?
相手は湿気を外に吐き出したい。覆っている塗膜を持ち上げようとします。
これが塗料の剥がれ・浮きの原因になります!
そうならない為には…単純です。
透湿性のある塗料を使えばいいのです!
「そんな塗料あるの?」
あります!
しかも値段もリーズナブルなので低価格でのご案内も可能ですよ〜。
基礎以外にも例えばこんなのも↓
アルミって基本、塗装しない。剥がれるからです。
もともと素材の色がグレーで外壁との色の釣り合いが合わず、お客様から「外壁と同色で塗ってもらいた」とのことで、デメリットをご説明の上塗装いたしました。
サンドペーパーで傷をつけ(塗布量を増す為)エポキシ系樹脂塗料(接着剤などに入っている成分)で下塗り塗装を行い弱溶剤の2液塗料(外壁同色)で仕上げました。
おそらく剥がれないと思います…。何かあれば伺う予定ですが。
外壁塗装や屋根塗装のような大きな面以外にも細かい塗装があるんですよぉ〜。
結構大事なのです!